人間関係は義理と人情
相手を思う気持ちは良くも悪くも必ず返ってくるといわれています。
人生の成功哲学には、「目に見えないもの」への言及が多くあります。
「善意」と「思いやり」は、周囲へ波動となり、伝染していきます。人の悪口をいえば自分が誰かに言われていると思わなくては成りません。その結果が自分にも返ってくる。
こう考えると、どのような想いで生きていくのか、人間関係を作っていくのかが大切だと分かります。生きていく上でのエネルギーの源泉は、なんなのかを考えてみると面白いかもしれません。
義理はお世話になった人に対して、お返しをする事だと思います。例えば、自分が子供の頃に大変お世話になった人に、大人になってお礼をするなどその人に形のないものも含め、何かを与えられた事に対してお返しをする事。
人情は見ず知らずの人や、その人に何かしてもらった訳でもないが助ける事。例えば、道がわからないお婆さんがいたら、その場所まで送ってあげるなど。
これを踏まえると、自分が誰かに助けられたりした場合、お返しをするとなると全て人情から始まり、その人情に対してお返しをする事が義理のような気がします。
そう考えると「義理と人情」は一括りというより、一繋がりというイメージです。
日本人にしかない考え方なのかも知れませんが、見えないこと事こそ大事にして行きたいと思う今日このごろです。